ユニットバス選びのポイント Part1
- Nakahara Jun
- 2024年12月10日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年12月16日

バスルームは、1日の疲れを癒したり、目覚めの入浴でシャッキっとしたり、日々の生活リズムの節目節目に使用する大事な空間かと思います。
そんな空間だからこそこだわりたいものですが、いざ選ぼうとすると、ちょいちょい専門用語が出てきたり様々なオプションが用意されてたりと、自分に合った仕様はどれなのか?と迷うことがあるかと思います。
というわけで、ユニットバスを選ぶ際におすすめのプランを、弊社導入事例の多いパナソニックバスルーム「オフローラ」を元に説明していきたいと思います。
ユニットバスのサイズ
ユニットバスのサイズはどのメーカーも統一で「1216」「1616」のような表記になっています。
例「1216」→バスルーム内の大きさが120㎝×160㎝ということを表しています。
一般的な戸建住宅では、ユニットバスのサイズは「1616」(バスルーム内の大きさが160cm×160cm)を基準に考えると良いと思います。
1616サイズは、住宅でよく使われる単位の「坪」に換算すると「1坪」のスペースにちょうど納まるサイズです。※1坪とは?「およそ畳2枚分」の大きさとお考えください。

ユニットバスの代表的な寸法例

1216サイズ
入浴時は軽く膝を曲げた状態になりますが、1人の入浴に充分なサイズ。
1616サイズ
入浴時に脚を伸ばしてゆったり入ることができる位のサイズ(身長175cmの私が脚を伸ばしきれます)。また、小さいお子様と一緒でも余裕を持って入浴できます。
1621サイズ
浴槽の長さ方向は1616と同様で洗い場が広いのが特徴です。複数のお子様との入浴や、入浴時に補助が必要な方がおられる場合などにおすすめです。
浴槽の形状
パナソニックバスルーム「オフローラ」は、「標準仕様」で数種類の浴槽形状を選択できます。※標準仕様とは、メーカーが設定した標準価格に含まれている仕様。
アーチ浴槽

オフローラの浴槽で一番ベーシックな形状。どちら側を背にしても同じ姿勢で入浴できます。ちょうど良い高さの所が肘掛けのような形状(アームレスト)になっているので、ゆったりと入浴できます。※「1216」「1316」にはアームレストがつきません。
対応サイズ 「1216」「1316」「1616」「1618」「1818」「1621」
エスライン浴槽

非対称な形状の浴槽で、片方がベンチ形状になっています。半身浴も楽しみたい方などにおすすめです。
対応サイズ 「1616」「1618」「1818」「1621」
リクライン浴槽

こちらも非対称な形状の浴槽。背もたれ側の角度が緩くなっているのが特徴です。背中の角度を寝かせたような姿勢で入浴しても、身体に沿うような形状になっているので、ゆったりリラックスして入浴したい方におすすめです。
対応サイズ 「1616」「1618」「1818」「1621」
ワイド浴槽

他の浴槽より幅が広く、広がった分がベンチ形状になっています。エスライン浴槽と同様に半身浴を楽しみたい方や、複数人のお子様などと入浴を楽しみたい方などにおすすめです。
対応サイズ 「1621」
以上の浴槽形状は、オフローラ各サイズの標準価格内にて選択可能です。
浴槽形状によって追加料金が発生しないのはありがたいですね。
個人的な意見
家族で使用する場合はそれぞれ入浴時の好みが分かれること、現在はほぼ毎日小さい子供と入浴していることを考えると、ユニットバスの寸法は「1616」サイズ、浴槽は一般的な形状の「アーチ浴槽」を選ぶかと思います。
もし自分の好みだけで選べるのであれば「リクライン浴槽」も良さそうです。
Part1のまとめ
今回はユニットバスのサイズと浴槽の形状についてお話ししました。
浴槽だけでも4種類あるので悩んでしまうかもしれませんが、ご自分やご家庭にマッチした浴槽が見つかるための参考になれば幸いです。
浴槽以外にも選べる箇所がたくさんありますので、その他の仕様についてのポイントはまたの機会にご紹介していきます。
「ユニットバス選びのポイントPart1」は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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